ノートパソコンの壊れたHDDを交換 改めてバックアップの大切さを知る

「パソコンがうんともすんとも言わないから見てほしいんだけど」

昨日の夕方、近所に住むおばさんが家にやってきてこう言われました。
私がPCに詳しいことを知っているので、このおばさんにとって私は困った時の駆け込み寺になっているんです。

ハードディスクが壊れかけ寸前

さっそく家に行きノートパソコンの電源を入れてみると、Windowsロゴは表示されるんですが、その後一向に起動する気配なし。5分待っても同じでした。

「何かの拍子でOSの一部が飛んだのかな」と思ったんですが、耳を澄ませば内部から「カチン、カチン」と聞き覚えのある音が聞こえてきます。

あぁぁ・・・。

そうです。
この音はHDDがご臨終する前の最後のお知らせです。

こうなればもうすぐにHDDを交換するしか方法はありません。
そこでおばさんに症状と修理方法を説明すると

「用事で使いたいから早く直して欲しい」

とのこと。

そこで近所のパソコンショップに新しいHDDを買いに行き、交換作業をすることになりました。

データの救出に成功!

家に持ち帰り、まずはデータ救出を試みました。
Windowsロゴが表示されるということはハードディスクはまだ完全に死んでいないようなので、今の段階ならいくらかはデータを救えるだろうと期待し、パソコンからハードディスクを取り出しました。

それを外付けケースに入れて自分のPCにつないでみるとドライブアイコンが表示されました。そして中フォルダも開けたので全てのデータの救出に成功しました。

OSの再インストールでつまづいた

データ救出が済んだら新しいハードディスクと入れ替えてOSのインストールです。
OSのインストールなんかもう何度もやっているので簡単簡単♪と思っていたのですが、ここで問題発生。

このパソコンはいわゆる国産メーカー品で、Windowsのインストールはリカバリーディスクからでないとインストールが出来ないのです。
昔はリカバリーディスクが付属していたものですが、最近はコスト削減のせいかHDD内部にリカバリー領域を設けているんですね。

PC素人のおばさんがそんなこと知るはずもないので、案の定リカバリーディスクなんて作っていませんでした。今から作ろうにもWindows自体が起動しないのでリカバリーディスクの作成そのものが不可能です。

「何でそんな仕様にしてるのよ!」と文句を言っても始まらないのでメーカーのホームページで情報を探したところ、リカバリーディスクを購入できることを発見。

再度おばさんに説明に行き、購入の確認をとってからサポートセンターに電話をしていた最中、おばさんが慌てて家にやってきて

「こんなCDがあったんだけど、これは違うの?」

と、あるディスクを持ってきました。
よく見るとディスクには「リカバリーディスク」の文字が!

そうです!これデース!

聞くとパソコンを買った時にお店がサービスで作ってくれていたとのこと。
ヤマダさん、グッジョブです!

その後そのリカバリーディスクを使って無事にOSのインストールが完了しました。

更新ファイルが200個以上…

さてOSも無事にインストールして、これで終了…とはいかないんですよ。
Windowsを再インストールしたことがある人ならご存知ですよね。

そう、Windows updateです。

Windows7が発売されてから配信された更新ファイルの数は200個以上。
あまりに多すぎて何がなんだか分からない状態です。
とにかくセキュリティのために、これを全部インストールしないといけないわけです。
ですがこの更新の確認とインストールに時間がかかるんですよね。

更新設定を「自動」にしておけばそのうち勝手に更新されるんでしょうけど、最後まできちんと終わらせたい性格なので全部更新することにしました。

更新作業の間、やることがないので壊れかけのハードディスクから救い出したデータをせっせと元の場所に移し変え、メールやIEのお気に入りも復元していきました。

結局全ての作業が終わるのに半日かかりました。

データを失って分かるバックアップの大切さ

自分のパソコンだとテレビでも観ながら気楽に作業できるんですが、人のはやっぱりしんどいです。特にOSの再インストールは時間がかかるのでなおさらです。

こうしてデータも無事に復元できてパソコンも復活しました。

今回は運よくHDDが完全に逝ってしまう前だったので無事にデータを取り出せましたが、もしこれが壊れた後だとデータの取り出しは不可能なので諦めるしかありません。

ところでみなさんはパソコンに保存しているデータのバックアップはしていますか?
そんなの面倒だと言ってると、ある日突然ハードディスクが壊れて大切な思い出のつまったデータを全て失ってしまいますよ。

経験した方は分かると思いますが、かなりのショックを受けます。
私は過去に3TBのデータを失いしくしく泣きました。
ちなみに私の友人は2000枚にも及ぶ子供の写真と動画を全て失い、しばらく廃人になってました。

こうならないためにも日頃からこまめにバックアップをしておきましょう。